カナルウォーター(長野県茅野市)は、公立諏訪東京理科大学発の健康機器開発ベンチャー。同大大学院工学・マネジメント研究科の博士後期課程を修了した小須田司同大客員准教授が2021年4月に創業した。
同大工学部でセンサー工学を研究する橋元伸晃教授と共同で、ヘルメットに取り付ける小型センサーを利用して熱中症のリスクを感知するシステムを開発した。同社は同大と共同で実証実験を実施し、2023年度から装置レンタルなどの事業を本格的にスタートする...
学生起業家の祭典「第19回キャンパスベンチャーグランプリ東京(cvg東京)」の最終審査発表会が、東京都内であった。大賞は坂本良太さんと飯島一翔さん(東京農工大学大学院)の「生物酵素CYPを用いた脱石油の医薬品製造」で、全国大会に進出する。
ベンチャーエンタープライズセンター(VEC、東京都千代田区)がまとめた2022年上期(1~6月)のベンチャーキャピタル(VC)による国内向け投資額は前年同期比44.8%増の1507億円で、上期として2013年に現行方式で調査開始以来の最高となった。3割近く落ち込んだ「コロナ禍」初年の2020年上期と比べると、投資額はほぼ倍の水準にある。また、投資件数も878件と前年同期より38%(242件)増えた。
HIEN Aero Technologies(東京都小金井市)は、法政大学発の有人ドローンベンチャー。いわゆる「空飛ぶクルマ」の開発に取り組んでいる。正式には電動垂直離着陸機と呼ばれる超小型航空機で、世界中で開発合戦が繰り広げられている。