学生起業家の祭典「第20回キャンパスベンチャーグランプリ東京」(cvg東京、りそな銀行・日刊工業新聞社共催)の最終審査発表会が12月1日、東京都内であった。cvg東京は関東甲信越・静岡地域の大学院・大学・高等専門学校の学生がビジネスプランを競う地方大会の一つで、全国でブロックごとに開催している同グランプリでも激戦区の一つ。
最終プレゼンテーション審査の結果、大賞に佐々木佑介さん(東京大学大学院・株式会社きゅうりトマトなすび)の「大規模言語AIによる農業指導員DX」が選ばれた...
つばめBHBは東工大発の化学素材製造ベンチャー。同大国際先駆研究機構 元素戦略MDX研究センターの細野秀雄栄誉教授が開発したエレクトライド技術を商業化するために、2017年に教授陣と企業、投資ファンドの出資を受けて2017年4月に設立した。
AWLは北海道大学発のAIカメラソリューションベンチャー。2016年にエーアイ・トウキョウ・ラボとして発足。2015年に同大大学院情報科学研究院情報理工学専攻の川村秀憲教授との共同研究に取り組み、ディープラーニング技術の社会実装を目指す。
シンプロジェンは神戸大学発の合成生物学ベンチャー企業。最先端の遺伝子工学や情報科学、ロボット工学を駆使して、DNA合成サービス、DNAライブラリーの開発・合成サービス、遺伝子治療に用いられる治療用ベクターの開発サービスなどに取り組んでいる。
bitBiomeは早稲田大学発のバイオ分析ベンチャー。創業者の細川正人同大理工学術院先進理工学研究科准教授が開発した、微生物のシングルセルゲノム解析技術「bit-MAP」を利用して微生物ゲノムデータベースを構築するため2018年に設立した。