日産自動車<7201>が揺れている。ホンダ<7267>との経営統合を断念し、台湾の鴻海精密工業による買収や米テスラとの協業など真偽が定かでないものを含めて情報が錯綜している状況だ。内田誠社長の退任が決まるなど混迷が一層深まってきた。M&Aを含む日産の再建はどうなるのか?今後の行方を探る。
2025年2月13日の「歴史的な破談会見」後に、日産周辺の動きがにわかに活発になった。報道によれば、以下の4つのシナリオがあるという...
明治安田生命保険は生保大手4社中、保険料等収入(売上高に相当)で3番手に位置する。国内生保市場が縮小に向かう中、大手各社は海外での大型買収を競っているが、その先頭を走ってきたのがほかでもない明治安田生命だ。
官公庁や金融、流通向けのITサービスなどを手がける富士通による子会社や事業の売却が続いている。2019年にベトナムのプリント基板製造会社を取得したあとの11件はすべて売却案件だ。
十六フィナンシャルグループは岐阜県と愛知県を地盤とする銀行持株会社。十六銀行から2021年に持株会社体制へ移行。十六銀行を含む9社で構成され、少子高齢化や労働力不足などの地域課題に対応しながらM&Aを活用した地域経済の活性化を目指している。
百貨店に続き「氷河期」が訪れつつあるスーパーマーケット業界。イオングループを中核とする業界再編は加速し、地方を拠点とするローカルスーパーの競争環境も激しくなるばかりだ。中四国・九州地方に展開するイズミはM&Aによる事業拡大で生き残りを図る。