【M&Aインサイト】ドメスティック企業がIFRSを適用して得る5つのメリット
IFRSはグローバル企業のもの、日本のドメスティック企業には適していないと思われているが、実はさまざまなメリットがある。専門家ならではの子細な分析が読み解く。
ビバルコ・ジャパン株式会社
| 2015/9/1
2015.09.01
1.米国ウォルマート<WMT>⇒西友
02年3月から資本提携を開始。当初は西友が経営不振だったことから新株予約権を使った段階的な実行スキームを採用したが、結局、西友の経営は上向かず05年12月に子会社化する。その後、07年に1000億円を投じて完全子会社化し、最終的な投資額は2470億円になった。振り返れば、02年の段階なら1000億円で完全子会社化できたはずで、図らずも戦力の逐次投入がいけないことを証明する事例となった。ただし、ここ最近の西友は元気がよく侮れない...
IFRSはグローバル企業のもの、日本のドメスティック企業には適していないと思われているが、実はさまざまなメリットがある。専門家ならではの子細な分析が読み解く。