【財務分析】化学製品製造業界においては高収益を維持

下図に見るように、売上について2016年度は4,852億円、前年度比で△365億円と微減であるが、過去10年間はおおよそ横ばいで推移している。営業利益は678億円、前年度比+17億円と好調である。売上高営業利益率も約14%と業界値としては高い。

クラレの売上高・営業・当期利益率

M&A Online編集部作成

また、EBITDA(税引き前利益に、特別損益、支払利息、および減価償却費を加算した値)についても1,094億円と直近2年間1,000億円を超えている。化学製品製造業界においては高収益を維持しており、同社の独自性を活かした製品群が高付加価値により収益に反映していると考えられる。

クラレのEBITDA

M&A Online編集部作成

【株価】リーマンショックで下落するも、その後、挽回に転じる

下図は直近3ヵ月の株価推移である。過去10年の株価はリーマンショックが影響を及ぼして一時的に下落したものの、その後は上昇に転じ、順調に推移している。2017年4月21日現在、株価は1,736円であり、時価総額は6,160億円である。