【税務】EBITDAを基準とする支払利子の損金算入制限の導入について
すべての日本企業を適用対象として、EBITDAを基準とする支払利子の損金算入制限を、来年の税制改正で導入することが現在検討されています。
森・濱田松本法律事務所
| 2018/10/24
2018.10.24
税務上の資産調整勘定や差額負債調整勘定は5年間で償却されます。つまり、5年間にわたって法人の損金に算入することが可能となります。ただ、償却年数の点で会計上とは差異が生じてきます。
なお、従来は5年間の均等償却となっていましたが、平成29年度税制改正により2017年4月以降は月割計算となっています。事業年度の途中で資産調整勘定や差額負債調整勘定が発生した場合、その月から60カ月の償却が始まることになります...
すべての日本企業を適用対象として、EBITDAを基準とする支払利子の損金算入制限を、来年の税制改正で導入することが現在検討されています。
平成30年度の税制改正で中小企業・事業承継に関連する要点をまとめてみました。大幅な改正はなく 昨年に続き薄い改正となりましたが、一方で事業承継税制が大幅に緩和されています。