三菱重工業<7011>の子会社、MSJ資産管理(旧 三菱航空機、愛知県豊山町)が東京地裁に特別清算を申請し、2024年3月から進めていた清算手続きを完了した。国産初のジェット旅客機の実現を目指した巨大プロジェクトの後始末が終わった格好だ。
東京商工リサーチによると、負債額が特別清算としては過去最高の6413億円に達した。経営破綻全体で見ても、製造業では2017年に倒産したタカタ(現 TKJP)の1兆5024億円に次ぐ規模だ...
国産エレキギターメーカーのフェルナンデス(埼玉県戸田市)が7月11日までに事業を停止し、「事業の継続が不可能な状況」として破産手続きに入ったことが明らかになった。国内外のギタリストに愛された老舗ブランドの倒産だけに業界に与える影響は大きい。
プラスアルファと関連のマックスアルファは11月10日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債はプラスアルファが12億7262万円、マックスアルファが8億5401万円。2社の負債合計は21億2663万円で、負債合計は21億2663万円となる。
2023年度上半期(4−9月)の倒産件数が4年ぶりに4000件を超え、コロナ禍前の水準に戻ったことが帝国データバンクの調査で分かった。経済に深刻打撃を与えたコロナ禍だが、企業倒産数ではポストコロナの方が過酷であることが浮き彫りになった。
建材メーカーの征矢野建材は8月9日、長野地裁松本支部に民事再生法の適用を申請し同日、保全処分および監督命令を受けた。負債総額は65億6581万円。なお同社は8月9日付で綿半ホールディングスとスポンサー契約を締結した。