M&Aの出番は多そう

亀田製菓では2024年3月期を最終年度とする中期経営計画の次ぎの目標も設定している。2031年3月期に国内での米菓売り上げを全体の半分以下に抑え、他の商品を比率を高めるというものだ。 

その時点での営業利益は2024年3月期のほば2倍の250億円。時価総額は3000億円を目指すという。ここまで実現して初めて「グローバル・フード・カンパニー」と位置付ける。

12年後の姿はどのようになっているのか。現在主力の米菓事業の比率を半分以下に抑えるとなると、他の食品事業の急速な拡大が不可欠。M&Aの出番は多そうだ。

亀田製菓の沿革と主なM&A
1946 現亀田工場で亀田郷農民組合委託加工所を創業し、水飴の委託加工を開始
1950 水飴の生産を中止し、焼菓子や柿の種などのもち米菓を生産
1957 亀田製菓を設立
1965 売上高10億円を突破
1966 「ピーナッツ入り柿の種」を発売
1967 「サラダうす焼」を発売
1975 米菓業界で売上1位に (163億7000万円)
1976 「ハッピーターン」を発売
1984 米菓業界としてはじめて新潟証券取引所に株式を上場
1986 売上高500億円台を達成
1989 米国のセスマークフーズ社(現・TH FOODS,INC.)に出資
1992 新潟輸送、アジカルを子会社化
1997 情報システム事業部を分社化、ケイ・システムを設立
2000 新潟証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東証市場第二部に上場
2003 中国に青島亀田食品有限公司を設立
2004 とよすを子会社化
2004 日新製菓を子会社化
2008 米国にKAMEDA USA,INC.を設立
2009 タイのSMTC Co.,Ltd.(現・THAI KAMEDA CO., LTD.)を子会社化
2012 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
2012 米国のMary's Gone Crackers. Incを子会社化
2013 尾西食品を子会社化
2013 ベトナムで合弁会社THIEN HA KAMEDA, JSC.を設立
2017 インドで合弁会社Daawat KAMEDA (India) Private Limitedを設立
2018 カンボジアで合弁会社LYLY KAMEDA CO., LTD.を設立
2019 マイセンを子会社化


文:M&A Online編集部