インパクトHDが主戦場とするのはドラッグストア、スーパーマーケット、バラエティーショップ、アパレルショップ、家電量販店など流通小売業の店頭。これらのリアル店舗はオーバーストア(店舗過剰)状態とされ、どこの店でも同じような商品が同じような価格で手に入るため、販促や接客の質が繁盛店かどうかの決め手になる場合が多い。同社の出番というわけだ。
一方で、インターネット通販は全盛期を迎えている。こうした中、10年後には現在の半数のリアル店舗しか生き残れないとの厳しい見方もある...
ゼンショーホールディングスは4000店舗を超える持ち帰り寿司店を運営する米国のAFCを買収。今後M&Aの軸足を少子高齢化、人手不足の荒波が押し寄せる国内から大海原が広がる海外に移す。