トップ > 調べる・学ぶ > 連載 > 地方承継の時代 >江別「ËBRI(エブリ)」、自治体による廃工場の復活|産業遺産のM&A

江別「ËBRI(エブリ)」、自治体による廃工場の復活|産業遺産のM&A

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
煉瓦のまち・江別にある「ËBRI」は、廃業した煉瓦工場を再生した商業施設

埼玉県・深谷市とともに、日本の煉瓦製造を支えた北海道江別市。特に同市の野幌地区には、今も街のそこかしこに煉瓦造りの建造物が建っている。

ただ、日本有数の煉瓦産地といっても、煉瓦産業は明治期から昭和中期にかけて全盛期を迎え、以後は衰退の一途をたどる。江別市でも現在はほんの数社が事業を行っているにすぎず、廃業した企業も多い。

その江別の煉瓦建造物のなかで、現在多くの地元住民を迎えているのが、旧ヒダ工場である「ËBRI」という商業施設。もともと、ヒダ株式会社という窯業会社の工場であり。21世紀を迎える直前にヒダは廃業...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5