大阪取引所 先物取引文化を継承する「北浜の顔」|産業遺産のM&A

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商都のシンボルである大阪取引所

「証券取引所」というと、馴染みのない人にはとかく損得・浮き沈みの激しい証券業界のなかにあって株式投資、株式の売買を行う“公の機関(場)”と思われるかもしれない。だが、実は株式会社であり、証券取引所そのものが急成長することもあれば倒産する可能性もある民間組織である。

起死回生の統合劇

証券の街といえば、東京の兜町に対し、大阪は北浜。その北浜を象徴する大阪証券取引所(大証)は法人としては概ね2代に大別できる。初代が2013年1 月1日まで、2代目が2013年1月1日以降である...

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