産業遺産の記事一覧

浦賀ドック 日本最古級のドライドックの今|産業遺産のM&A

浦賀ドック 日本最古級のドライドックの今|産業遺産のM&A

1899年に建造されたレンガ造りのドライドックが国内で唯一残され、1000隻にのぼる艦船などを建造・修理してきた「浦賀ドック」。幾多の経営母体の変遷を経て、今年、横須賀市に寄付されている。

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旧「博物館動物園駅」 合併劇を経て誕生した駅舎(東京・上野公園)|産業遺産のM&A

旧「博物館動物園駅」 合併劇を経て誕生した駅舎(東京・上野公園)|産業遺産のM&A

上野公園(東京都台東区)界隈にはかつていくつかの駅舎があった。その一つが旧「博物館動物園駅」。京成電氣軌道と呼ばれていた頃の京成電鉄の本線、日暮里駅と上野公園駅(現在の京成上野駅)のほぼ中間に位置していた。今は堅く門扉が閉ざされている。

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数奇な時を刻む99段の「百段階段」 ホテル雅叙園東京|産業遺産のM&A

数奇な時を刻む99段の「百段階段」 ホテル雅叙園東京|産業遺産のM&A

目黒雅叙園は石川出身の大富豪・細川力蔵が東京芝浦の自宅を改築した純日本式料亭「芝浦雅叙園」に始まる。庶民や家族連れが気軽に入れる料亭として目黒に移し、来店客に目でも楽しんでもらいたいと、壁画や天井画、彫刻など館内の装飾を施し、豪華絢爛なミュージアム・ホテルとなった。

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ホテル事業の再生なるか? 旧奈良監獄|産業遺産のM&A

ホテル事業の再生なるか? 旧奈良監獄|産業遺産のM&A

明治期には日本政府による監獄の整備が進んだ。特に、千葉監獄、鹿児島監獄、長崎監獄、金沢監獄、奈良監獄は「明治5大監獄」と呼ばれるようにもなった。なかでも奈良監獄は監獄としての全貌を残す唯一の建築物で、ホテルとして蘇る計画が着々と進んでいる。

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よみがえる商家・旧小西家住宅、戦後「ボンドのコニシ」として名をはせる|産業遺産のM&A

よみがえる商家・旧小西家住宅、戦後「ボンドのコニシ」として名をはせる|産業遺産のM&A

大阪・船場の高層ビルが立ち並ぶ一角に、豪奢な佇まいを見せる商家がある。ボンドのコニシ、旧小西家住宅である。大阪を代表する表屋造りの名建築。この旧小西家住宅が2020年11月、創業150年を機に史料館としてリニューアルした。

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蚕都・上田に息づく常田館製糸場|産業遺産のM&A

蚕都・上田に息づく常田館製糸場|産業遺産のM&A

蚕都・上田(長野県)に現存する木造5階建ての繭倉庫。常田館製糸場はこの繭倉庫をはじめ7棟の建造物で、上田、日本の製糸業の盛衰を今に伝えている。現在は発泡スチロールやハーネス加工などを営む笠原工業(上田)の敷地内。ひときわ威容を誇る産業遺産である。

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東京・池之端「水月ホテル鷗外荘」 クラウドファンディングが拓く活路|産業遺産のM&A

東京・池之端「水月ホテル鷗外荘」 クラウドファンディングが拓く活路|産業遺産のM&A

明治期の文豪・森鷗外の旧邸が残る水月ホテル・鷗外荘。2020年5月末、新型コロナ感染症の影響もあって閉館したが、ホテル内に残る旧鷗外邸(鷗外荘)はクラウド・ファンディングに活路を見いだした。

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名村造船所大阪工場・船渠跡 アートの聖地に大変貌!|産業遺産のM&A

名村造船所大阪工場・船渠跡 アートの聖地に大変貌!|産業遺産のM&A

佐世保重工業や函館ドックを擁する老舗造船所の1つである名村造船所<7014>。その大阪工場・船渠跡地は2005年にクリエイティブセンター大阪という大阪のアート情報の発信拠点となっている。

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ゴジラに壊されシン・ゴジラに射抜かれても…|産業遺産のM&A

ゴジラに壊されシン・ゴジラに射抜かれても…|産業遺産のM&A

東京・銀座にある銀座和光本館。銀座のランドマークとして長く親しまれたビルだが、服部時計店のビルという人もいる。確かに、ビルの中央には大きな時計塔があり、「SEIKO」の文字が。。。和光、服部時計店、セイコー、エプソンを整理してみよう。

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三ツ矢サイダー 140年目の「初めてのKiss」|産業遺産のM&A

三ツ矢サイダー 140年目の「初めてのKiss」|産業遺産のM&A

『三ツ矢サイダー』は1881年にウィリアム・ガランという化学者が、現在の兵庫県川西市平野で天然鉱泉水を発見してから2021年で140年を迎える。その後、どのような変遷をたどったのか。商品とメーカー(アサヒ飲料)の観点から振り返ってみる。

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旧三川電鉄変電所 活かし受け継ぐ3つの会社|産業遺産のM&A

旧三川電鉄変電所 活かし受け継ぐ3つの会社|産業遺産のM&A

福岡県大牟田市にある旧三川電鉄発電所は三池炭鉱の専用鉄道線のための変電所だった。役目を終えた変電所の建物。解体されるかに思われたが、新たな買い手が見つかった。さらに次の買い手も。レンガ造りの産業遺産は、まさに生きた産業遺産として歴史を刻む。

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ホテルニューグランド 西洋の「おもてなし」を紡ぐ|産業遺産のM&A

ホテルニューグランド 西洋の「おもてなし」を紡ぐ|産業遺産のM&A

1923年9月、日本を関東大震災が襲った。横浜はその震源地だった。震災から約4年後の1927年に誕生したホテルニューグランドは横浜復興のシンボルであり、その佇まいは明治期のグランドホテルそのもの。横浜市民は復興の希望をそのホテルに託した。

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布引貯水池 神戸港の水を支えた会社と自治体|産業遺産のM&A

布引貯水池 神戸港の水を支えた会社と自治体|産業遺産のM&A

神戸の水は外洋を航行する船乗りに「赤道を越えても腐らない」といわれた神戸の水は、なぜおいしいのか。その陰には神戸港の船舶用水の給水事業を一手に引き受けていた民間会社があり、その事業を買収した神戸市の水事業に賭けた意気込みがあった。

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行田足袋蔵 縮小する市場と再生する蔵|産業遺産のM&A

行田足袋蔵 縮小する市場と再生する蔵|産業遺産のM&A

埼玉県北部に位置する行田市は、足袋づくりが伝統産業として根づいている町。だが、市場全体が縮小するなかで足袋づくりよりむしろ足袋の保管庫「足袋蔵」の町として有名になってきた。個性豊かな足袋蔵は、どのようにして生まれ、また町に根づいてきたのか。

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旧琵琶湖ホテル 絢爛豪奢な“公民館”|産業遺産のM&A

旧琵琶湖ホテル 絢爛豪奢な“公民館”|産業遺産のM&A

1934年に外国の要人を招く国策として建造された琵琶湖ホテル。荘厳な城郭・天守閣、寺院建築物のような外観と洋風で重厚な佇まいの内観は、まさに湖国の迎賓館。現在は市の文化施設「びわ湖大津館」として運営されている。その運営会社のM&Aを見る。

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としまえん きみはあの機械遺産に乗ったか|産業遺産のM&A

としまえん きみはあの機械遺産に乗ったか|産業遺産のM&A

2020年8月末に閉園される「としまえん」には2010年、機械遺産に認定された遊戯施設がある。「カルーセル・エルドラド」という回転木馬だ。1907年にドイツで製造された回転木馬はその後、米ニューヨークを回って1971年に日本で動き始めた。

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​龍水社 日本時計史の断片を刻む|産業遺産のM&A

​龍水社 日本時計史の断片を刻む|産業遺産のM&A

1946年、社会活動家の賀川豊彦が農村時計技術講習所をつくった。農村の若い人に時計の製造技能を学ばせ、時計工場の設立を狙ったものだ。長野県箕輪町の龍水社は、その修了者が生んだ時計工場。龍水社の掛け時計は一時代を築き、リズム時計に吸収された。

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【林源十郎商店】倉敷に花開いた医薬の精神|産業遺産のM&A

【林源十郎商店】倉敷に花開いた医薬の精神|産業遺産のM&A

倉敷美観地区の一角にある林源十郎商店。倉敷生活デザインマーケットを標榜し2012年3月にオープンしたが、もとは倉敷の実業家が1657年、同地に創業した薬種業にさかのぼる。その偉業を顕彰する「林源十郎商店記念室」に倉敷薬種業のルーツをたどる。

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花巻電鉄 「北の小林一三」が見た夢|産業遺産のM&A

花巻電鉄 「北の小林一三」が見た夢|産業遺産のM&A

1970年代まで、岩手・花巻と西郊の花巻温泉郷を結ぶ花巻電鉄は多くの行楽客を乗せて走っていた。花巻温泉郷を「東北の一大リゾート地に!」と目論んだのは、当時の岩手経済界のドン・金田一国士。金田一の見た鉄道とリゾートの夢は果たして実現したのか。

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ノリタケの森 都会のオアシスに見る陶業の源|産業遺産のM&A

ノリタケの森 都会のオアシスに見る陶業の源|産業遺産のM&A

「ノリタケの森」は洋食器メーカーとして世界的に知られるノリタケカンパニーリミテドが創業100周年を記念し、2001年に開設した企業文化施設だ。広大な敷地に旧製陶工場施設などが並ぶ。その光景は、まさに日本陶業の格と質の高さを感じさせる。

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高野口パイル織物 時空を超えて復活する技術|産業遺産のM&A

高野口パイル織物 時空を超えて復活する技術|産業遺産のM&A

高野山口周辺に、江戸・明治・昭和初期にかけて「再織」という手法で栄えたものの、やがて潰え、そして平成、令和に向けて復活を遂げた伝統産業がある。高野口パイル織物だ。起死回生にはどんな対応があったのか。地場中小事業者の伝統と革新の道筋を見る。

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東京大学演習林軌道 森の鉄路の攻防|産業遺産のM&A

東京大学演習林軌道 森の鉄路の攻防|産業遺産のM&A

東京大学は日本国内に7つの地方演習林を所有している。最も古くに開設され、総面積5812ヘクタールを擁するのが秩父演習林である。演習林内にはいくつかの森林軌道が敷かれ、往時には大活躍していた。今回はその森林軌道をめぐるM&Aを見ていく。

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宮光園、ワイン産業に浮かびくる「秘数3」|産業遺産のM&A

宮光園、ワイン産業に浮かびくる「秘数3」|産業遺産のM&A

山梨県・勝沼、国産ワイン発祥地に、若い3人の男がいた。宮崎光太郎、土屋龍憲、高野正誠。宮崎は日本初の国産ワイン産業をスタートさせた大日本山梨葡萄酒会社の設立発起人。土屋と高野はその大日本山梨葡萄酒会社がワイン留学に送り出した人物だった。

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その名もゴージャス!?ゴールデン佐渡|産業遺産のM&A

その名もゴージャス!?ゴールデン佐渡|産業遺産のM&A

佐渡鉱山の観光を担うゴールデン佐渡は1970年に操業した。同じ佐渡の採掘を担う佐渡金山を、その操業停止とともに吸収合併し、2006年には秋田県鹿角市の尾去沢鉱山を吸収合併する。近代鉱山史における“もう一つの顔”、M&Aの歴史を歩く。

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【古九谷・再興九谷・新九谷】盛衰のラビリンス|産業遺産のM&A

【古九谷・再興九谷・新九谷】盛衰のラビリンス|産業遺産のM&A

色絵磁器として国内はもちろんのこと海外でもつとに有名な石川県の伝統工芸「九谷焼」。その歴史は幾度かの栄枯盛衰を重ね、また分派も行われ、いわば数多くの経営統合や分散を経て現在に至る産業技術遺産といえる。その産業技術史を綾を振り返ってみた。

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