JR貨物は買いか? 社会資本としての鉄道貨物|人とものを「運ぶM&A」

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独特の風貌で疾走する貨物列車「EF210形式(愛称:ECO-POWER桃太郎)」

日本は資本主義であり、JR貨物は民営化された企業である。そこで、「JR貨物は買いか」を考えてみたい。JR貨物の上場、またM&Aに価値があるかどうか、ということである。

大河ドラマ「青天を衝け」の24話で、パリに行った渋沢栄一は資本市場を知る。銀行家フリューリ・エラールに証券取引所を案内され、渋沢自身、国債や鉄道債に投資して利益を得る。そこで彼は「Capital Social(社会資本)」とは何かを知る。多くの人から集めたお金で大きな事業を興し、配当などで出資者に還元し、なおかつ社会がよくなるという、いまではやや楽観的な資本主義の根本だ...

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