島津の社名の由来は1500年代後半にまでさかのぼる。創業者である初代島津源蔵の祖先である井上惣兵衛尉茂一が、居住地の播州(兵庫県南西部)で、領地に立ち寄った薩摩の島津義弘に、 領地の検分などで尽力したことに対する感謝の印として、島津の姓と家紋を贈られたという。
創業は1875年。島津源蔵が京都で教育用理化学器械の製造に乗り出したのがスタートだ。1897年に蓄電池の製造を始めたほか、1936年には航空機器の製造に着手するなど業容を拡大していった...
世界経済が急激な物価高に見舞われている。食品スーパーは仕入れのコストアップと「1円でも安い」商品を求める顧客との板挟みに。そんな中、早々と値上げを実施しながら、増収増益を果たした大手スーパーがある。「業務スーパー」を全国展開する神戸物産だ。
しゃぶしゃぶの「木曽路」や、焼肉の「大将軍」などを展開する木曽路が、コロナ後を見据えて攻勢に転じた。木曽路や大将軍などの出店拡大を計画しており、こうした今後の出店戦略を踏まえて、食肉加工会社を傘下に収めることにしたのだ。
クスリのアオキホールディングスがM&Aにアクセルを踏み込んでいる。買収ターゲットは地場の食品スーパー。その数は最近2年間で6件に上る。クスリのアオキは元々、食品販売を成長の原動力としてきたが、ここへきて攻勢を一段と強めている理由は。
出版業から脱皮し、「終活企業」に大変身を遂げた鎌倉新書<6184>。お墓、葬儀、仏壇、相続…。「終活のワンストップサービス」を旗印に、誰もが直面する終活への不安の解消を目指す。終活ビジネスの戦線拡大に向け、新たに介護に本格進出する。