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【島津製作所】M&Aで成長促進 スタートアップとの連携にも活路

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東京・神田の社屋

際立つ技術力

島津の社名の由来は1500年代後半にまでさかのぼる。創業者である初代島津源蔵の祖先である井上惣兵衛尉茂一が、居住地の播州(兵庫県南西部)で、領地に立ち寄った薩摩の島津義弘に、 領地の検分などで尽力したことに対する感謝の印として、島津の姓と家紋を贈られたという。

創業は1875年。島津源蔵が京都で教育用理化学器械の製造に乗り出したのがスタートだ。1897年に蓄電池の製造を始めたほか、1936年には航空機器の製造に着手するなど業容を拡大していった...

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