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【鹿島】今度こそ海外事業で失敗しない!生き残るためのM&A

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海外事業の「苦い経験」

1985年のプラザ合意による急激な円高を受けて、日本企業は製造業を中心に輸出減少を懸念し、現地生産比率を高めるために相次いで海外へ進出する。鹿島はこれにあわせて1986年に米カジマ・ユー・エス・エー(KUSA)、1987年に英カジマ・ヨーロッパ(KE)、1988年にはシンガポールでカジマ・オーバーシーズ・アジア(KOA)を設立。米国・欧州・アジアの3拠点を中心にグローバル展開が進んだ。

1980年代後半にバブル経済期を迎えると、地価上昇が大都市圏だけでなく地方にも拡大し、建設需要はうなぎのぼり...

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