ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡市)の運営会社が12月7日、福岡地裁より民事再生開始決定を受けた。負債総額は約150億円。
アートフォースジャパンはこの10月に東京プロマーケットへの上場を果たした企業。メインは地盤改良工事、地盤調査、土木建築工事。静岡県伊東市に本社を置き、日本全国に営業所など18の拠点を擁する。新型コロナ禍のなか社内体制の整備に取り組む。
建設業界では、入札できる営業エリアが限られているため、同一地域や隣接地域のM&Aが多い。その中でも目立つのは、等級の高い現場監督や500万円以上の工事を受注する際に必須となる建設業免許の獲得を目的に中小企業を子会社化する案件だ。
鹿島が海外M&Aを加速している。国内では人口減少や経済規模の縮小などで建設市場の拡大が見込めず、成長が期待できる海外で活路をひらくためだ。しかし、鹿島には海外事業で苦い経験がある。建設業界の名門企業が乗り出した海外M&Aの針路を探る。
総合建設会社のエム・テックが民事再生法の適用を申請した。負債総額は253億4900万円。一部の公共工事で手続きの不備や施工上の問題が発生し、東京地検から港則法違反で起訴されたことで200以上の自治体から指名停止処分を受けていた。
大手ゼネコンの業績が軒並み好調のなか、人材不足が問題となっており、労務費単価も上昇傾向が続いている。こうした人材不足の解消および人材確保を目的としたM&Aは引き続き増えていくと思われる。
鬼門が決定的になった破綻会社から、良くないことが現実化してしまった会社、鬼門から直ぐに退避すべき18社を取り上げました。ワールド・ロジ、青木建設、エルピーダメモリ、NOVA、真柄建設、日本航空、カッパ・クリエイト、ワタミ、あきんどスシロー、パナソニック、シャープ、ニッセンホールディングス、コロワイド、ゼンショーホールディングス、サンデー、イオン、井村屋グループ、三越伊勢丹ホールディングスです。