【ダスキン】好調な業績を背景にM&A強化へ

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写真はイメージです

ミスタードーナツが黒字に転換

2度の業績上方修正の判断材料となった2022年3月期第2四半期決算は、主力事業であるモップやマットなどの清掃用具のレンタル事業(訪販グループ)が、モップやマットに除菌、抗菌、抗ウイルスなどに衛生性能を付加したことや、新型コロナウイルスワクチン接種会場などでの衛生サービスの提供などにより、前年同期比3.6%の増収を達成した。

モップなどのダストコントロール商品のレンタルと販売からなるクリーンサービス事業が、コロナ禍の影響で減収を余儀なくされたが、介護用品や、検温設備などのイベント用品のレンタルなどが好調に推移したのが効いた。

ミスタードーナツなどのフード事業(フードグループ)でも、 テイクアウト需要の取り込みを強化するとともに、来店前の注文や受取時間指定ができるネットオーダーシステムの導入のほか、出前館と提携してのデリバリーサービスの拡充などに取り組んだ結果、同24.9%の増収となった。

ミスタードーナツは前年同期に新型コロナの影響で大幅に落ち込んでいたが、前年度後半から売り上げが回復し、この期もその勢いを維持できたほか、6月に発売した「むぎゅっとドーナツ」が、おやつとしてだけではなく、軽食としても利用できるドーナツとして、売り上げ増加に寄与した。

また、宇治茶専門店「祇園辻利」や、焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESETART」、シュークリーム専門店「クロッカンシュー ザクザク」との共同開発した商品も好調に推移した。

こうした商品の増収に伴い、利益も増加しており、訪販グループは同21.0%の増益、フードグループは前年同期の2億3200万円の赤字から17億5100万円の黒字に転化した。

ダスキンはコロナ禍を乗り越えつつあると言ってよさそうだ。

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