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一体、何をやってる会社なの? 上場企業の「珍社名」3選

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タメニー「世のため人のために」の理念から

タメニー<6181>は、東証マザーズに上場する婚活支援・ブライダルサービス企業。社名は同社の理念にある「世のため人のためになる行いのみを通して、Tamenyと接するすべての人の”笑顔”をつくり、よりよい人生をつくること」から採った。

タメニーは2020年10月に社名変更したばかり(同社ホームページより)

タメニーは2004年に結婚情報サービス企業「ドリームドア」として創業した。2008年にブライダル事業を手がけるテイクアンドギヴ・ニーズ<4331>から「(旧)パートナーエージェント」の結婚情報サービス事業を譲受し、社名も「(新)パートナーエージェント」に変更した。

その後は新会社を次々と設立し、広告代理店やウエディング情報サービス、婚活パーティー情報サイト、貸切パーティー会場などのウエディング周辺サービスといったブライダル関連事業の拡大に取り組んだ。

2019年には再びM&Aに打って出た。カジュアルウエディングのプロデュースを手がける「メイション」を完全子会社化し、 オンライン結婚相談所を運営する「エン婚活エージェント」を持分法適用関連会社化した。

2020年3月に韓国風の結婚写真を撮影するウェディングフォトスタジオを運営する(旧)「Mクリエイティブワークス」を、2020年4月には関東圏を中心に挙式披露宴後の二次会プロデュースなどを手掛ける「pma」(現「タメニーパーティーエージェント」)を、それぞれ完全子会社化している。

同月にIROGAMI、ichie、Mクリエイティブワークスの子会社3社を統合し、新たに(新)「Mクリエイティブワークス」として再スタートを切った。同10月にはパートナーエージェントから「タメニー」へ社名変更し、メイションを吸収合併。併せて統合子会社のMクリエイティブワークスを「タメニーアートワークス」へ社名変更している。

タメニーの沿革
2004年6月 結婚情報サービスを手がける「ドリームドア」設立
2008年5月 ドリームドアがテイクアンドギヴ・ニーズから「(旧)パートナーエージェント」の結婚情報サービス事業を譲受し、「(新)パートナーエージェント」へ社名変更
2010年9月 広告代理店の「PAマーケティング」(現「シンクパートナーズ」)とウエディング情報サービスの「アニバーサリーウエディング」を設立
2013年4月 アニバーサリーウエディングを吸収合併
2013年6月 婚活パーティー「OTOCON」サービス提供開始
2015年10月 東京証券取引所マザーズに株式上場
2017年6月 婚活支援事業者向け会員相互紹介プラットフォーム「コネクトシップ」提供開始
2018年4月 婚活パーティー情報サイト運営の共同出資会社「ichie」を設立
2018年7月 貸切パーティー会場などのウエディング周辺サービスを提供する「IROGAMI」を設立
2019年4月 カジュアルウエディングの「メイション」を完全子会社化
オンライン結婚相談所の「エン婚活エージェント」を持分法適用関連会社化
2020年3月 ウェディングフォトスタジオを運営する「(旧)Mクリエイティブワークス」を完全子会社化
2020年4月 連結子会社3社(IROGAMI、ichie、Mクリエイティブワークス)を統合し、「(新)Mクリエイティブワークス」に社名変更
結婚式の二次会プロデュースなどを手掛ける「pma」(現「タメニーパーティーエージェント」)を完全子会社化
2020年10月 パートナーエージェントから「タメニー」へ社名変更
メイションを吸収合併
Mクリエイティブワークスを「タメニーアートワークス」へ社名変更

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