楽天グループ<4755>が12月11日付で楽天銀行<5838>株を売却し、約606億円を調達することになった。1株当たりの価格は2470円で、発表した7日終値の2500円より30円安い。楽天はモバイル通信事業の基地局投資がかさみ、2024年から2025年にかけて約8000億円の社債償還を迎える。今回の楽天銀売却だけでは不十分だ。さらなる子会社の新規上場(IPO)に踏み切るか、注目されている。
楽天銀行は2023年4月に東証プライム市場に新規上場した...
アシックスの国内販売子会社アシックスジャパンが120人規模の希望退職を募集していると報道された。アシックスといえば、2023年12月期の連結営業利益予想を過去最高益に上方修正したばかり。なぜ子会社とはいえ、好業績下で人員削減に踏み切るのか?
仏ルノーのEV新会社「アンペア」が、2024年前半に新規株式公開(IPO)を実施する見通しとなった。アンペアCEOを兼務するルノーのルカ・デメオCEOは「アンペアの評価額は100億ユーロ(約1兆6000億円)になる」と言うが、果たして…。
ラクスルがTOBを実施し、印鑑ネット販売最大手の「ハンコヤドットコム」を運営するAmidAホールディングスを完全子会社化した。同社は本業の周辺事業でM&Aを進めてきた。今回印鑑という、一見すると本業とは無縁の業種でM&Aを実施した。なぜか。
日本テレビホールディングスによるスタジオジブリの子会社化は、好感をもって迎えられた。発表翌日に日本テレビHD株は一時、前日終値の1375円よりも22%高い1675円で取引された。投資家は日本テレビHDのジブリ子会社化に何を期待しているのか?