粘着テープメーカーの寺岡製作所<4987>をめぐるTOB(株式公開買い付け)の行方に黄色信号が灯っている。同社株は先週後半、TOB価格の564円を大幅に上回る高値圏に突如突入した。株価上昇の引き金はほかでもない旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)による株式の大量保有だ。
寺岡製作所へのTOBが始まったのは10月31日。このTOBは創業家出身で現会長の寺岡敬之郎氏が主導し、MBO(経営陣による買収)を通じた株式の非公開化を目的とする...
5月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した「らくらくスマホ」で知られるFCNTについてLenovoグループへの事業譲渡が完了した。事業譲渡代金は「19億1,000万円(予定)」