[16日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は16日、英半導体設計大手アームの上場を実現させたソフトバンクグループ(SBG)が、人工知能(AI)分野への投資を模索していると報じた。「ChatGPT(チャットGPT)」を展開するオープンAIへの投資も視野に置いているという。
孫正義会長兼社長がAIに数百億ドルの投資を検討していると、関係者の話として伝えた。
孫氏は6月、目先の損益に関係なしにAIに積極的に投資する考えを示している。
FTによると、ソフトバンクGはオープンAIとの広範な戦略的提携を視野に入れている。このほか、AI向け半導体メーカーの英グラフコアへの買収打診なども検討しているもよう。
グラフコアは、ロイターに、ソフトバンクGからの買収提案、それに関連した動きはないと述べた。