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ついに米国で「低調」に転じたM&A、日本はどうなる?

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ウォール街も余剰資金の減少で金融大手の「稼ぎ頭」が一変(写真はイメージ)

日本は件数は増えたが、取引金額は低調

一方、日本はどうか?M&Aの件数は好調だ。2022年上期(1~6月)のM&A件数(適時開示ベース)は前年同期比12件増の458件で、リーマンショック後の年間最多を記録した前年を上回るペース。累計で5月までは前年を下回っていたが、上期を締めくくる6月の件数が大幅に増加したことからプラスに転じた。

これは日本の政策金利引き上げが進んでおらず、利上げ進行中の米国に比べるとM&Aに投じる資金に余裕があるためと見られる...

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