「日産への出資比率引き下げ」に垣間見えるルノーの出口戦略

※この記事は公開から1年以上経っています。
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仏ルノーが日産自動車<7201>に対する出資比率を引き下げるとの観測が急浮上している。「両社の関係を対等なものにしていくため」と言えば聞こえはいいが、実態は違う。ルノーの2019年世界販売台数は前年比3.4%減の375万台となった。ルノーも2019年10月に「今年の自動車部門のフリーキャッシュフローがプラスになる保証はない」と認めている。そのため、日産株の一部を売却せざるを得なくなったというのだ。

「株の切れ目は縁の切れ目」が確実のルノー・日産

こうした例は過去にもあった...

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