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「デロイト トーマツ」中小企業M&Aの効率化を促進するプラットフォームサービスを強化 マッチングで利用社を2倍強に

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写真はイメージです

デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社は、中小企業のM&Aに関する業務を効率化するためのプラットフォームサービスの一つ「M&Aプラス」の利用社を現在の2倍強の1000社に増やす。

時期は定めていないが、金融機関や会計事務所、税理士事務所などの関係先を通じて早い段階での実現を目指す。日本では中小企業のM&Aを手がける企業が増加しているものの、同社では1000社でほぼ市場をカバーできるものと見ている。

M&Aのすべての段階に対応 

デロイト トーマツ グループは以前からM&Aを手がけていたが、近年は後継者がいない中小企業の事業承継策としてM&Aが増えていることから、従来通りのやり方では手間や経費がかかり過ぎるため、3年ほど前からM&Aの一連のプロセスの業務を効率化するためのプラットフォームサービスの構築に取り組んできた。 

同プラットフォームサービスではオンラインマッチングサービスの「M&Aプラス」、オンライン上で重要文書を共有、管理するバーチャルデータルーム(VDR)、AI(人工知能)で自動的に財務分析などを行う「Finplus」、M&A人材を育成する「デロイト トーマツ アカデミー」の4つに、今春以降に「企業概要書作成サポート」を加える予定。 

企業概要書作成サポート」はデロイト トーマツ グループで企業概要書の作成を代行するサービスで、近く標準モデルを作成し、効率的な作成ができる仕組みを作る。 

こうしたサービスを揃えることで、M&Aの初期段階の案件組成からマッチング、デューデリジェンス(経営状況の詳細調査)、企業価値算定、各種交渉、M&A後の統合プロセスまでのすべてに対応できる体制を整える。 

「M&Aプラス」には現在435社が登録しており、M&Aの取引金額は1億円未満が4割、1億円以上10億円未満が4割、10億円以上が2割を占めているという。 

デロイト トーマツ グループは監査(会計)・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、税務・法務、ファイナンシャルアドバイザリーなどを手がけている。

M&Aプラットフォームサービスの全体図

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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