不動産・ホテル事業のユニゾホールディングスが打ち出した従業員による買収(EBO)の行方が混とんとしている。EBOは昨夏から続くTOB(株式公開買い付け)をめぐる一連の騒動に終止符を打つための乾坤一擲の策。ところが、ユニゾ株価は買付価格の5100円を上回る高値で推移しており、空振りのおそれが出ているのだ。
現状のままでは2月4日に迫った買付期間の延長が避けられず、事と次第では買付価格の引き上げを検討することになりそうだ...
仏ルノーが日産に対する出資比率を引き下げるとの観測が急浮上している。「両社の関係を対等なものにしていくため」と言えば聞こえはいいが、実態は違う。ルノーの業績不振で日産株の一部を売却せざるを得なくなったというのだ。はたしてルノーの狙いは何か。
アパレルブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの2020年8月期の営業利益が、韓国での不買運動などの影響で2016年8月期以来4期ぶりに減益に陥る。2020年の日韓関係はどのような方向に進むのだろうか。
「iPhone SE2」の発売が間近なようだ。その根拠となるのが2020年1月に実施したAppleオンラインストアの初売り。それがなぜ「SE2」の発売に結びつくのか?実は初売りで特売対象となる機種は、少なくとも今後2年以内には消えるからだ。
2019年に実施されたTOB(株式公開買い付け)は前年比2件増の44件で2年ぶりの増加となった。うち、不成立は同3件増の3件。敵対的買収は同1件増の2件、MBOは同3件増の6件とそれぞれ倍増している。来年に実施するTOBには大型案件が多い。