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【ベクトル】M&A 活用し、PR会社アジアNO1の座を目指す 

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本社のエントランス(東京都港区)

 ベクトルでは株式を100%買い取る買収は少なく、数10%の株式を残し、それまでの経営者にも経営に参画してもらう方法をとる。100%買収の場合でも経営者には残ってもらう方針で、協力して買収会社の運営に当たるのを基本に据える。この方針に変更はなく、今後も事業や業容の拡大にM&A を活用していくとともに、旧経営陣とタッグを組み相乗効果を高めていく作戦だ。 

学生時代から起業家として活躍

 ベクトルは関西学院大学在学中から起業家として活躍してきた西江社長が1993年にプロモーションを軸とする会社として起業したのが始まり。2000年にPR事業を主体とする体制に移行、企業が製品を売る際な

西江社長

どのPRを総合的に行う「戦略PR」というキーワードで事業を推し進めてきた。

2013年にIR支援を手がける企業を買収することで、新規分野に参入。2014年には東証1部に上場した。創業から25年ほどで売上高が200億円近い企業に急成長した背景にはいくつかの要因がある。同社が手がける「戦略PR」が広告宣伝費の対象となり、一般的な広報予算よりも高い額が得られたことや、「戦略PR」を行う企業が少なかったことなどがそれだ。

 現在PR会社として日本最大手と言われるところまできており、当面このポジションのプレイヤーが入れ替わる要因は見当たらない。


取材・文:M&A Online編集部


この記事は、当該企業の取材を基に執筆いたしました。

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