次の段階として、双方のNDAを締結し、1回目のトップ面談が実施される。ここではお見合いの初顔合わせのような感じで、互いの様子や雰囲気をつかむにとどまる。2回目の面談までに疑問点や決算書の数字、事業内容の不明点などについての質問事項が主に買手企業から投げかけられてくるが、このステージのやり取りを境に急速にスピードダウンしてくるケースが多い。なぜか?
日本人の特性なのかもしれないが、相手の良いところより、悪いところにフォーカスする傾向があるからではないのか...
事業承継では「人の承継」「物的資産の承継」「知的資産の承継」の3つの要素を受け継ぐことになります。なかでも見えない資産である知的資産の承継には長い時間がかかるため、早くから取り組むことが大切です。
毎年秋に発表される国税庁の「法人税等の申告(課税)事績の概要」によると、平成28年度の黒字申告割合は33.2%であり、6年連続で上昇した。