「株式対価M&A」これから どうなる 矢部謙介中京大学教授に聞く
2018年度から株式対価M&Aに関する株式譲渡益への課税が繰り延べされる。これによって自社株を対価とした事業再編や、大型のM&Aが容易になると期待されている。M&Aの研究に取り組んでいる中京大学の矢部謙介教授に新制度の効果について聞いた。
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1995年慶應義塾大学理工学部卒。慶應義塾大学大学院経営管理研究科にてMBAを、一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)を取得。
1997年より三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)および外資系コンサルティングファームのローランド・ベルガーにおいて、大手企業や中小企業を対象に、経営戦略構築、リストラクチャリング、M&A、業績評価システム導入や新規事業の立ち上げ支援といった経営コンサルティング活動に従事する。その後、2008年に名古屋商科大学会計ファイナンス学部准教授を経て、2011年より現職。専門はM&A、経営分析、コーポレート・ファイナンス。栃木県出身。