創業者で前会長の青木拡憲氏のスピード感ある采配には定評があります。立て続けにユニークなアイデアを実現できたのは前会長の存在が欠かせなかったようです。
やはり創業者の気質は法人設立の際にも影響するようで、同社の大胆な行動力はシッカリとホロスコープにも表現されています。
ただ大胆な行動力は、一足飛びに成果を出そうとする気質とも受け取れてしまうので、それがネガティブに出てしまうと思わぬ落とし穴に落ちることもあり、今回のような事件もその一端なのかもしれません。
ではこれからAOKIホールディングスの気になる今後の流れの傾向を見てみようと思います。
やはり、まずチェックしたくなるのが、今回の事件が起きた時に同社がどのような影響を受け、今後信頼を回復する可能性があるのかがポイントになるかと思います。
AOKI側から五輪事業で元理事に便宜を図るよう依頼をしたのが2017年10月頃からだったそうです。
この頃の同社のホロスコープを見ると、「新しい可能性を模索しなければ」という衝動が強く出やすい星の影響があり、加えて日本全体で紳士服の売上減退が問題になっていた時期でもありました。
AOKIが東京五輪の公式スーツを手がけることは社内外に大きな影響を当然もらたらしますから、犯罪行為であったとしても便宜を図るよう依頼したくなる程の衝動が社内には合ったことが見受けられます。
ただ、当時のAOKIは紳士服の売上高が低迷しつつもエンターテイメント事業が好調で、23年頃には紳士服の売上げを追い抜く予測も報道されており、同社らしい活躍も実現していましたので、公明正大な選択をすることも十分可能だったでしょう。
そして2022年7月に問題が発覚するのですが、この頃のホロスコープでは惑わせる効果をもつ海王星という天体が強く影響している時期で、このような時には信頼関係を失墜させるイベントが多く発生しやすくなりますが、その通りの事態が発生したわけです。
このように社会からの信頼を失墜させる結果となりましたが、ここからの回復はあり得るのかというと、恐らくこれ以上ネガティブな状況にはならないのではないかと感じています。
現在の星配置はネガティブな面もありますが、同社のやる気や勢いを意味する火星に対し、情熱的に大きな力を発揮する星の影響があり、その結果、前会長の不祥事に気落ちすることなく社内の雰囲気は向上心に満たされやすく、逆境であることが原動力になるというポジティブな影響も受けているのです。
また23年以降のホロスコープを見ても、致命的でネガティブな星配置は見受けられないので、今回の事件がある程度の決着を見せれば、それ以降の発展はこれまで通りの期待ができるのではないかと予想されます。
美と機能性とアイデアに満ちた同社の社風を生かした活躍が、今回のネガティブな事件も上書きするだけの結果を実現してくれそうな未来を感じます。
※次回公開予定は11月23日です。