[タクシー業界のM&A]不透明な先行きと競争激化を背景に統合・提携へ
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。
M&A Online
| 2017/5/9
2017.05.09
2016年第4四半期のTOB全14件のTOBプレミアムの平均は、33.75%、マイナスのプレミアムを除いた平均は47.84%でした。マイナスのプレミアムを除いた平均は前年同期は45.13%、直前四半期は33.74%でしたので、上昇しています。上昇の要因としては、佐々木ベジ氏と富士通によるソレキアの競争TOBにより両者が価格吊り上げ競争となり、平均のプレミアムを押し上げたことが挙げられます...
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。
大手ゼネコンの業績が軒並み好調のなか、人材不足が問題となっており、労務費単価も上昇傾向が続いている。こうした人材不足の解消および人材確保を目的としたM&Aは引き続き増えていくと思われる。