[タクシー業界のM&A]不透明な先行きと競争激化を背景に統合・提携へ
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。
M&A Online
| 2017/5/9
2017.05.09
2017年第1四半期に公表された国内株式を対象とするTOBは16件でした(佐々木ベジ氏及び富士通によるソレキアに対する競合TOBは2件とカウント)。
直前四半期の公表件数は14件、前年同期の公表件数は9件でしたので、TOB市場は活性化傾向にあります。
16件のうち、1件が親子上場会社における上場子会社を他社に売却する目的で実施したもの、1件が上場子会社の完全子会社化でした。引き続き、親子上場の解消に取り組む動きは継続中と考えられます...
規制に揺れるタクシー業界。不透明な先行きと競争激化を背景に、中小規模のタクシー会社の統合・提携が増えているようだ。
大手ゼネコンの業績が軒並み好調のなか、人材不足が問題となっており、労務費単価も上昇傾向が続いている。こうした人材不足の解消および人材確保を目的としたM&Aは引き続き増えていくと思われる。