【三井製糖】逆風下、新たな業界再編へ「3社連合」を主導
砂糖業界で新たな再編が動きだした。その中心にいるのが業界最大手の三井製糖だ。人口減や健康志向の高まり、人工甘味料の台頭などで砂糖の国内消費量が減り続ける中、「3社連合」で逆風に立ち向かう。
M&A Online
| 2020/6/4
2020.06.04
2018年度にスタートした中期経営計画では「アジアでの圧倒的ポジションを確立し、グローバルに成長を加速する」ことを目標に掲げている。M&Aもさることながら「各事業領域・地域で勝ち切る」ことで、2017年12月期に6052億円だった売上高を2020年12月期に7500億円に引き上げる計画だ。
ただ2020年5月15日に発表した2020年12月期の第1四半期決算で、この目標の達成が難しいことが明らかになった...
砂糖業界で新たな再編が動きだした。その中心にいるのが業界最大手の三井製糖だ。人口減や健康志向の高まり、人工甘味料の台頭などで砂糖の国内消費量が減り続ける中、「3社連合」で逆風に立ち向かう。
共英製鋼が海外M&Aを着実に進めている。2018年2月に2016年以降3件目となるカナダのMCアルタスチールの電炉事業の買収を決めた。 中期経営計画の目標達成にM&Aが果たす役割は大きそうだ。