再生可能エネルギー普及の「カギ」は? 橘川武郎東京理科大学大学院教授に聞く

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橘川武郎東京理科大学大学院教授

-日本では難しいということですね。

日本では、ごく一部の地域でエネルギーの地産地消に取り組んでいる。北九州市八幡東区東田地区では「北九州スマートコミュニティ創造事業」を立ち上げた。ここの送電網はもともと新日鉄住金<5401>が建設したものだったので、いったんは九州電力の手に渡ったものの、現在は地域のコミュニティーが所有している。宮城県黒川郡大衡村の「F-グリッド」では、都市ガスを燃料とする自家発電設備からつくったエネルギー(電力・熱)と電力会社から購入した電力の最適化を図りながら、工業団地内への効率的なエネルギー供給に取り組んでいる...

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