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2020年のTOBと来年の展望ー窪田真之楽天証券経済研究所長

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NTTによるドコモTOBは世間を驚かせた(東京都渋谷区のNTTドコモ代々木ビル)

2021年は不動産業界のM&Aに注目

-さて、来年のTOBはどうなるでしょうか?

先ほど指摘した重要子会社のTOBは活発になるだろう。業種別では不動産業界でのTOBが増えるのではないか。理由は不動産市況の悪化が予想されること。それに伴う株価の下落によりPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る不動産会社が増えれば、敵対的TOBを仕掛けられるケースも出てきそうだ。ユニゾの実質PBRはエイチ・アイ・エスに敵対的TOBを仕掛けられた2019年7月時点で0.30倍と、かなり割安だった。こうしたユニゾ型TOBが出てくる可能性は高まるだろう...

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