バンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)が、2019年8月に経営権を獲得したプロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」の2019-20シーズンの開幕戦が2019年10月5日に島根県松江市にある松江市総合体育館で行われる。 

エンターテインメント企業がプロスポーツチームの運営にかかわると、チームはどのように変わるのだろうか。2019年9月25日に島根スサノオマジックの運営会社であるバンダイナムコ島根スサノオマジック(島根県松江市)の代表取締役CEO(最高経営責任者)に就任した川﨑寛氏(バンダイナムコエンターテインメント取締役)に戦略を聞いた。

まずは地域やファンとともにチームを盛り上げる

-開幕戦ではどのような演出をお考えですか。 

バンダイナムコエンターテインメントが保有しているIP(キャラクターやコンテンツなどの知的財産)を活用し、今まで以上に会場を盛り上げていきたい。具体的にはパックマンと太鼓の達人を使ったイベントを行う計画だ。

会場に応援にきてくださったファンの方々に楽しんでいただけるよう、パックマンフォトスポットなども設ける。

これまで島根スサノオマジックの応援をしたことがない方が、バンダイナムコエンターテインメントのコンテンツが好きだから、島根スサノオマジックを応援しようと思ってもらえたら嬉しい。

また、もともと松江市総合体育館に設置してあるプロジェクションマッピングも活用する。新しい映像には我々が持っているエンターテインメント性をうまく生かしていきたい。

-エンターテインメント企業がプロスポーツチームを運営するメリットは何でしょうか。

島根スサノオマジックの経営については、1+1を3にすることを考えているわけではない。まずは地域の皆様、ファンと一緒になって、チームをいかにして盛り上げるかに力を注ぐことにしている。

島根スサノオマジックのチーム力をどう高めていくのか、アリーナ運営をどうやっていくのかといったことを意識して、ノウハウを蓄積していく。