M&Aが企業規模の大小を問わず急速に広がっている。不足する経営資源や新たな市場を獲得するための手段であると同時に、中小企業の後継者難に伴う事業承継問題を解決するうえでM&Aの活用が活発化して久しい。こうした中、弁理士の立場からM&A業務に本格的に進出する動きが出てきた。大手化学メーカー出身で、弁理士事務所「Office IP Edge」(東京都大田区)代表の原田正純さんに、狙いや成算を聞いた...
「工都」と呼ばれ、戦後の高度成長を牽引してきたモノづくりの街として知られる川崎。その川崎を舞台に「工場夜景」の一大ブームが起き、早10年になろうとしている。川崎工場夜景の“仕掛け人”である亀山安之さんに、産業観光の魅力や可能性を聞いた。
東芝が紆余曲折の果てに半導体子会社を売却して3カ月が過ぎた。「虎の子」と呼ばれた東芝メモリを売却せざるを得なくなったのが、原子力事業を手がけていた子会社の米ウェスチングハウスの経営破綻に伴う巨額の損失だった。その会計処理には問題が多かった。
再生可能エネルギーに「逆風」が吹き始めている。普及促進のためのFITにより、既存の火力発電や原子力発電に比べて割高で、エネルギー市場での競争力がないというのだ。再生可能エネルギーはコスト競争に勝てるのか。橘川武郎東京理科大学大学院教授に聞いた。