木工玩具として一世を風靡した「けん玉」。その発祥の地は広島県、安芸の宮島(厳島)がある廿日市市だとされている。確かに市内のふれあい通りの歩道、「けん玉公園」の入り口付近には「けん玉(日月ボール)発祥の地」というモニュメントが立ち、けん玉の路上アートなども市内の歩道では見かける。公園の遊具もけん玉ふう。
では、その製造現場は? 木工職人が働く生産工場は? と市中を探しても、ない。産業としてのけん玉は、潰えてしまったのだろうか...
通天閣は第二次大戦前までの初代と戦後再建された2代目、合わせて100余年にわたり大阪のまちのシンボルとして建つ。その間、3 度にわたり所有者が変わってきた。