08年にはインターネットやECの台頭を見据えてWebインテグレーション事業大手のアイ・エム・ジェイの株式を取得しているが、それ以外の買収対象は主に同業の広告会社である。買収金額・対象の売上規模共に大きくはないのも特徴だ。現在までの時点で売上高が最も大きい買収対象は10年11月に株式を約30%追加取得したアイレップで、売上高は115億3千万円。次いで11年に31億円を投じたバックスグループであり、こちらの売上高は110億8千万円。
13年まではM&Aの対象エリアも国内のみである...
数々のM&Aを実行し、日本を代表する総合インターネットグループへと急成長したGMOインターネットグループ。同社グループのM&Aに対するスタンスを紹介する。
国内企業によるM&Aを語る上で欠かせない日本電産。日本電産がM&Aの巧者である理由について検証したい。