H2Oリテイリングでは、既にあった前中期計画を見直し、新中期計画においては2020年度まで安定的に推移すると想定していた個人消費。だが、実態は国内経済の減速懸念や円高の進行、株価の低迷などが影響し、消費マインドの低下が現れている。そのため、百貨店・スーパーに限らず順調に伸びていた売上高が弱まる傾向が見られた。
イズミヤグループとの統合作業は、経営統合時の想定を上回るスピードで進めている...
大西洋前社長の引責辞任で注目を浴びた三越伊勢丹ホールディングス。同社は厳しい百貨店業界において、生き残りをかけた大型の再編を繰り返してきた。
ブリヂストンが米国での2度の大型買収を経て、世界首位のタイヤメーカーとしての地位を確かなものにしている。リコールなど数々の苦難を乗り越え、新規事業にも取り組み、売上高営業利益率は2ケタに上昇している。