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長崎新幹線の「フリーゲージトレイン断念」で四国が青ざめる理由

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新幹線がなければ「存亡の危機」に

本来のスーパー特急規格で期待できる時間短縮効果はほとんどないが、ミニ新幹線同様の相互乗り入れ実現により「乗り換えなし」で乗客の利便性を高める効果はある。なにより「新幹線」と名のつく鉄道が四国に上陸するという「ブランドイメージ」が大きい。

四国新幹線の誘致機運が本格的に盛り上がったのも、未着工だった北海道、北陸、九州の3区間で2012年に建設のゴーサインが出て、四国4県と地元経済団体が「国内の新幹線網から取り残される」との危機感を持ったからだ...

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