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3大ニュースで読み解く2019年外食M&A総まとめ

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原宿竹下通りにあるBAKEの「クロッカンシューザクザク」

食の最前線に立つスタートアップに出資

2019年はファンドを積極的に活用する企業が目立ちました。

モスフードサービス<8153>は、11月に宅食事業のオイシックス・ラ・大地<3182>が抱えるコーポレートベンチャーキャピタルに出資をすると発表。このファンドは日本で唯一のフードイノベーション特化型ベンチャーキャピタルで、代替肉の「Beyond Meat」などに投資実績のあるPover Plant Venture社などへ投資をしています。モスフードサービスは、ファンドに投資をすることで食の最前線に関わるスタートアップ企業などの情報をいち早く仕入れることができます。同社はスタートアップのM&Aを視野に入れた活動を開始しました。

DDホールディングス<3073>は、自社のコーポレートベンチャーキャピタルを通してグルメSNS「シンクロライフ」運営のGINKAN(本社:東京都港区)に第1号となる出資を決めました。シンクロライフは暗号通貨を活用した飲食店探しのスタートアップ企業です。2019年はぐるなび、食べログなどの大手グルメメディアの凋落が目立った年です。SNSで店探しをする消費者ニーズに合わせて、DDホールディングスが次の一手を打った形となりました。

丸亀製麺のトリドールホールディングス<3397>は、9月に米投資会社「Hargett Hunter Capital Management」との資本提携を発表しました。トリドールは米国の外食特化型ファンドの出資を受け入れ、FC加盟店探しや立地開発など世界展開の足掛かりにするとしています。エグジットだけが目的ではない、ファンドを活用した新たな取り組みがスタートしました。

移り変わりの激しい時代に乗り遅れないため、大手外食企業がファンドやベンチャーキャピタルを活用するケースはこの先も増えると考えられます。

麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。 ブログはこちら 「ビールを飲む理由」 


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