中古車販売大手のビッグモーターが、中古車販売事業を分社化して伊藤忠商事<8001>に譲渡する方向で最終調整が進んでいることが報道で明らかになった。それによると旧会社は中古車販売事業を切り離し、創業者の兼重宏行前社長ら創業家が約100億円を出資した上で訴訟対応や債務返済に当たる方針だ。不祥事処理としては旧ジャニーズ事務所の分割と同様のパターンだ。
一方、伊藤忠が企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)と共同で新会社を設立し、ビッグモーターの中古車販売や車検などの整備事業を引き継ぐ...