(株)TBI(東京都港区)は9月6日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には山内宏光弁護士(奥・片山・佐藤法律事務所、千代田区霞が関3-2-6、電話03-6550-8121)が選任された。
負債総額は債権者1317名に対して4億413万円。
「ウルフクリニック」の名称で東京、神奈川、愛知、大阪に5店舗を展開していた男性専門の医療脱毛クリニックの経営に関与していた。クリニックは2022年のオープン以降、格安の医療脱毛クリニックとして新規参入ながら急速に知名度をあげていた。
しかし、新規店舗の開店などの先行投資費用が嵩んでいたうえ、同業他社との競合もあって業況は厳しく、顧客からの前受金に頼った資金繰りに陥っていた。
こうしたなか、2023年4月に入り、突然クリニックが休業。5月中旬頃に再開する予定としていたが、営業が再開されることはなく未施術分の返金を求める顧客とクリニックのあいだでトラブルが表面化していた。動向が注目されていたところ、5月31日までに破産手続きを弁護士に一任していた。
※(株)TBI(TSR企業コード:138345503、法人番号:1010401158484、港区東麻布1-9-11、設立2021(令和3)年2月、資本金500万円)
日機装の連結子会社、創光科学が5月17日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は14億4100万円。日機装は「創光科学の破産によるグループへの連結業績への影響は軽微」としている。
仙台空港カントリークラブは5月9日、一部株主とゴルフ会員権を持つ債権者25名から東京地裁に会社更生法の適用を申し立てられ同日、調査命令を受けた。負債総額は債権者約1900名に対して約7億5000万円。
「スマート脳ドック」などを手がけるスマートスキャンは4月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。負債総額は債権者254名に対して7億6130万円。
テラファーマとオールジーンは4月5日、東京地裁より破産開始決定を受けた。テラファーマの再生医療等の製品事業に係る資産や従業員等をアルフレッサの子会社へ事業譲渡し整理を進めた結果、今回の措置となった。
シカゴピザ(大阪府茨木市)は3月14日、事業を停止し、破産手続きを片岡牧弁護士(堂島法律事務所、大阪市中央区)に一任した。負債総額は債権者約200名に対して約15億円。
1946年に個人創業、70年以上の業歴を持つ老舗の総合印刷業・冨士印刷が13日、東京地裁に破産を申請した。負債総額は債権者約310名に対し約43億円。
健康、美容関連をテーマに取り扱う雑誌「壮快」「安心」「ゆほびか」などを手掛けていたマキノ出版は3月2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。負債総額は約15億円。
大塚メディカルデバイスの子会社であるKiSCOは2月2日、神戸地裁より特別清算開始決定を受けた。負債総額は約65億8700万円(変動の可能性あり)。
良寛は2月7日、事業を停止し、破産手続きを堀江悠真弁護士ほか2名(弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所)に一任した。負債総額は4億7147万円。
コロナ禍で急増した「早期・希望退職」募集が減少に転じたことが分かった。経営に大きなダメージを受けた業界での募集が一巡したためで、外食や鉄道・航空、観光などでの減少が目立つ。
コロナ関連倒産の急増が懸念されている。2023年3月以降にコロナ融資(実質無利子、無担保融資)の返済が本格化し、資金に余裕のない中小企業による「あきらめ倒産」が見込まれるためだ。