強靭化計画のアフターコロナ版では四つの基本方針を掲げた。一つはマンションなどを開発し原則3年間保有することで賃貸収入を増やすというもので、これまで営業利益の15%ほどしか占めていなかった賃貸収入を2025年11月期には50%にまで高める計画だ。
金額だと現在の26億円が2025年11月期には175億円とおよそ7倍に膨らむ計算になる。その一方、現在、営業利益の85%を占めている開発利益は35%まで低下する。金額では147億円が約122億円に減少する見込みだ...
老舗持ち帰りずしチェーンの小僧寿しに復活の兆しが見えてきた。コロナ禍で外食産業が史上最悪といわれる「氷河期」を迎えたのを尻目に、5期ぶりの黒字転換を果たしている。同社はどうやってコロナ禍を乗り越え、どのような成長戦略を描いているのか?
合成繊維大手の帝人がM&Aを加速している。同社は2020年12月、2021年1月、2月と3カ月連続でM&Aを発表(適時開示情報)した。中期経営計画にM&A枠を設けており、M&Aによる事業の成長に前向きだ。同社が目指す企業像とはどのようなものなのか。
「ドン・キホーテ」を展開する国内ディスカウントストア業界の最大手であり、市場シェアの約半分を占めるパン・パシフィック・インターナショナルHD 。もはや同業種で同社を脅かす者は存在しないと言っていいだろう。その原動力となったのが「M&A」だ。
ミアヘルサは2020年3月、ジャスダックに株式上場した。名前だけではどんな会社がにわかに分からないが、旧社名は日本生科学研究所。「日生薬局」ブランドで都内を中心に調剤薬局を展開する。その同社が上場後、早速、M&Aを繰り出した。