同社がホームページで公表している情報によると、最初の主要なM&Aは2002年に実施した雪印ラビオの全株式の取得だ。雪印ラビオはチルドデザートや乳酸菌飲料などを製造、販売しており、当時(2002年3月期)の売上高は146億円だった。
同時にカゴメは、全国ネットワークと流通のノウハウを持つ雪印アクセスの一部の株式も取得しており、両社との関係を深めることでチルド事業の拡大に取り組んだ。
さらに、ここ10年間の主なM&Aをみると4件の実績がある...
塩野義製薬はワクチンビジネスに参入する。2019年12月に子会社化したUMNファーマが保有する昆虫細胞などを用いた、たんぱく発現技術を活用した遺伝子組み換えたんぱくワクチンで実現を目指す。