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【カゴメ】5年後にはトマトから野菜の会社に
2020/10/01
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
カゴメは、トルコのトマト・野菜種苗の生産・販売会社Tat Tohumculuk A.S.(イスタンブール。売上高約8億4600万円、営業利益約1億7800万円、純資産約12億6600万円)の株式を追加取得し子会社化することを決議した。株式の所有割合を29%から80%に引き上げる。
Tat Tohumculuk A.S.は、1987年にカゴメ向けトマト製品輸出を行っていたTAT食品社を中心とするトルコ側と、需要者である日本側(カゴメ、カネコ種苗、住友商事)の共同企業体として設立。トルコ国内向け種苗販売や、カゴメ、カネコ種苗に対する野菜種子の生産供給などを行っている。
取得価額は13億円。取得予定日は非公表。
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。