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【カゴメ】5年後にはトマトから野菜の会社に
2020/10/01
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
カゴメは、家庭用エスニック食品を販売する米国子会社のPreferred Brands International, Inc.(PBI、コネチカット州。売上高61億4000万円、営業利益7億5500万円、純資産25億円)の全株式を、英国のEffem Holdings Limitedに譲渡すると発表した。
譲渡先のEffemは米国食品会社でチョコレートなどの食品やペットケア製品を取り扱うMars, Incorporatedのグループ会社。カゴメは2015年5月に、PBIの株式70%を取得し同社を子会社化。今回、PBIの株主であるASG-OMNI LLCから、所有する30%をカゴメに売却したいとの打診があり、それを引き受けたうえで全株式を売却することにした。
譲渡価額は非公表。譲渡は10月末を予定している。
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。