ヤマダですら大塚家具を立て直せなかった「ニトリの壁」

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
大塚久美子前社長からヤマダに経営権が移っても大塚家具の再建は難しかった(Photo By Reuters)

見習うべきは「無印良品の家」

コロナ禍の在宅勤務で自宅で過ごす時間が増えたため、在宅ワーク環境を整えたり室内の快適性を高めたりする需要が伸びた。低価格商品やインターネット通販で強い大手が、こうした需要を取り込んだ。ニトリやイケアが成長したのも、そのためだ。

大塚家具は大手ではあるが、低価格商品は取り扱っていない上に、ショールームでの実店舗販売が主力でインターネット通販も弱く、国内家具販売のトレンドに乗れなかった。この体質はヤマダ傘下に入ってからも変わっていない...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5