廣済堂TOB終了、残るは「対抗TOB」の行方

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廣済堂が本社を置くビル(東京・浜松町)

投資ファンドのベインキャピタルによる中堅印刷会社、廣済堂(東証1部)へのTOB株式公開買い付け)が4月8日終了した。廣済堂株価の8日の終値は803円。TOBの結果は9日中に判明する見通しだが、市場価格が買付価格の700円を大幅に上回ったまま期限を迎えたことから、不成立が確実視される。

旧村上ファンド系企業の「対抗TOB」は4月18日まで

廣済堂のTOBMBO(経営陣が参加する買収)の一環として行われ、これまでに買付期間を3度延長し、買付価格も当初の610円から700円に引き上げたが、焼け石に水のあり様だった...

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