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【依佐美送信所】官民・米軍間を揺れ動いた世界最大級の無線送信所|産業遺産のM&A

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紅白、高さ25mの記念鉄塔が玄関前に建つ依佐美送信所記念館

記念館として新たな顕彰の歴史を刻む

1993年まで稼働し、大電力のドイツ製テレフンケン式発電機を使用した長波による送信設備を擁した伊佐美送信所。「依佐美の無線塔」と地元に親しまれ、東京タワー(333m)が建設される1958年まで「東洋一」の高さを誇り、刈谷市のシンボルでもあった高さ250m、8本のアンテナ鉄塔は、1997年に撤去された。

長波は海面下でも伝わる特性から、第二次大戦時は日本海軍の潜水艦との交信にも使われた...

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